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孤独力を鍛える

ほとんどの人は

孤独というと
「そこから抜け出さないと!」とか
「孤独に打ち勝つ!」
のように考え

孤独を悪いイメージでとらえているのではないでしょうか?


孤独=さみしい=いけないこと・・・のように


私は現在50代独身ですが
30代40代の人で
「このまま一生一人だと思うと不安になる」
ということをよく聞きます。


私もかつてはそんな不安な気持ちになった
ことがあるのでよくわかります。

でも・・・・

孤独だ、不安だという気持ちは
いったいどこから来ているか?
を一度考えてみてほしいのです。


人間誰しも一人で生まれてきて、一人で死んでいく。


どんなに家族が多くても
子供がいても、結婚していても
それが安心ということではないですね^^;


ではなぜ不安に思うのか?
それは実は
自分が「不安と思っている」・・・
と思っているだけなのです。


ちょっとややこしい表現ですが
ただ「一人だと不安だ」ということを
小さい頃から言われてきたから・・・

ということが影響しているともいえます。


本来人間は自由でいたくて
孤独が好きというか

孤独でいる、一人でいることは
とても自然なことだと思います。


でも小さい頃から私たちは

一人でいること=さみしいこと

のように廻りの空気から感じます。

そして廻りの目を気にして
孤独を避けようとしたり

「人とつながることはいいことだ」と思って
無理やりにでも人と繋がろう
とする人も多いかと思います。


小学校へ行く時などは親から
「友達できた?」など聞かれ

「友達100人できるかな?」
みたいな歌があるように

「友達は多いほうがいい」
「誰かとつながっているのがいい」
という考えが出来上がってくるので

一人じゃだめなんだ→普通の状態じゃない→不安

となるのはごく自然な感情の流れなのです。


以前は孤独というと
もっとネガティブなイメージもあり

今でも
「孤独やなー」とか
「孤独死」などの言葉を聞くと

さみしい、悲しいというイメージを持つ人は多いかと思います。

でも最近では
孤独力を鍛えようとか
「おひとりさまランチ」
「おひとり様ツアー」なども流行ってきて

これまで
「一人で~する」とか
「一人で食べる」といったことが
恥ずかしいとか、廻りに「さみしそう」と思われていたことが

「ひとりでもいいんだ」
と多くの人が少しづつ思うようになってきたようで
もともと一人時間が好きな私には
嬉しい現象です(^^)


子供の時は
少なくとも孤独な時間
(子供が輪の中に入らず一人で夢中になって遊んでいたり)を
自分なりに作っていますね。

この時間って人間には必要なんですね。
親は「この子は協調性がないのかしら」とか
心配する必要はないのです。

大人になれば嫌でも
いろいろな情報で

脳の思い込みが多くをしめるようになり
まわりの情報や人に流されてしまいがち
になってしまうからです。


でもはたしてどれだけの人が
孤独な時間を大事にしているのでしょう?


もし何か孤独であることに不安を感じている人がいたら
孤独であると感じていることを
逆に誇りに思うぐらいでいいのでは・・
ぐらいに私は思うのです。


孤独の時間は人生において
何よりも優先すべき時間といってもいいほど
大事なのです^_^

それ(自分と向き合う時間)がないと
日々の雑務(しなければならないと思っていること)に追われ

「自分が何者かもわからない」まま
あっというまに1日が終わり
1カ月が終わり、1年が終わり
一生が終わってしまいます^^;


1日のほんの数分でもいいので
何にもつながらず

「自分に起こっている出来事」と
自分の価値観をすりあわせて考えてみる。


自分自身と向き合って
一人会議をするかのように
意識してみてください。


それが心身のバランスをとるうえでも
とても大切なことのように感じます。


ひとりで自分の中に向きあうことで
自分というものがより観えてきて

「自分の中に抑えこんでいる可能性が引き出されてくる」
ということも起こるのです。



「孤独力を鍛える」ということは
なにも社会から離れてしまって
一人で引きこもり(孤立する)がちになるということではなく

そんな時間を持つことで
反対に廻りの人(家族や友人、職場の人)との関係がよくなるのです。


なぜなら孤独力が鍛えられると
人と触れ合うことで受けた刺激を自分の中で消化して
自分の価値観を伴って
より自分の思うような言動ができるようになるからです。


ベースにこの孤独力というのがないと
相手に話をあわせようとしたり
自分からも似たような話題を提供したりと
自分が思う以上のエネルギーを大量に消費して疲れてしまいます。


自分軸がないから
根っこの弱い木のように
育ちたくても育たないのです。


結婚もしかり
一般的に結婚すると自由がなくなるように思われがちですが

お互いがこの孤独力を持っていれば
より自由に
それぞれの人生を生きられるように思います。


お互いの孤独力を尊重しあい
一人でいたい時をそれぞれが大事するだけでなく

一緒にいたい時には
いつでも一緒にいられる
という選択も出来るので
自分の世界が広がるからです。


ほとんどの結婚が上手くいかなくなる理由は
この孤独力の欠如ではないかとさえ思います。

自分というものもわからないまま
自分が満たされないまま欠如感をかかえ
相手に依存してしまうからです。



自分が何をしたいか
本来の自分の価値観もわからないまま

一緒にいることによって
相手の行動をコントロールしようとしたり
思うようにならないと相手のせいにしたりといったことが起こるのです。


なので

世の独身の人たちは
孤独を不安に思うよりも

「独身でよかった」

「結婚前に自分を知る時間があってよかった」

「孤独になれる時間があってよかった」

とその時間が持てることを喜ぶべき存在だということです。


そして

自分の孤独力がしっかり鍛えられていれば

しっかり孤独力を持った相手が目の前に現れるのです(^^♪
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