先日、友人とフレンチレストランに行ったとき、
観光客とおぼしき外国人3人グループが入ってきた。
さっそくテーブルに着いたのはいいけれど、
お店のシェフは英語が話せなくて英語メニューもない。
そのグループの一人が“Can you speak English?”と聞いてきたので
私と友人(スイス在住でペラペラ)がコースメニューをひとつずつ説明してあげた。
自分の食べたいものが食べられて大満足だったようで
“Thank you for your help!”と言って店を出られた。
そのお店のシェフによると
最近、外国人のお客様が多いらしく、
時々入ってこられるとか。
でも英語のメニューもなければシェフも英語を話さないので、
お客さんは適当に何か選んでオーダーし、
ニコニコして片言の日本語で「オイシイ」といって帰っていくとのこと。
そのイチかバチかで料理をオーダーし、
どんなものがくるかーーー!?
というのもスリル満点で面白い!(^^)! けれど・・・
英語のメニューやお料理の写真があるだけで、
本当に食べたいものが食べられるのになあー
と思った次第である(*’ω’*)
外国に行って自分の食べたいものを食べるというのは
人間の欲求としてとても大事なことだと思う。
私もオランダに行った時、
英語のメニューがなかったレストランでは
一つ一つ聞くわけにもいかずちょとしたストレスになった。
もし英語メニューもあり、
英語の話せるスタッフがお料理の説明が出来れば、
よりお客様を満足させただろうし、
また自国に帰った時、友達に勧めることもあるだろう。
ここまで思うのは、そのフレンチレストランのお料理が
久しぶりに「美味しかったな~」と心から思えたからだ。
天ぷらやすしに飽きた外国人が次に訪れるような
美味しい料理を出すレストランだと思ったからだ。
英語ひとつでこのレストランのこれからの世界も広がるかもしれないのになあーと感じたのである(^^♪