手を抜いちゃダメですか?

好きなことをして自由に生きたいという思いは

誰しも持っているかと思います。

私も普通のOL時代から常に思い続けていました。

 

その中で私がこれって結構大事だなと思うことに

「手を抜く」ということがあります。

 

手を抜くというと・・・

なんだかさぼっているような感じがあり

「きっちりしなあかんやろ~!」と

思う人がほとんどだと思いますが(*^^*)

 

 

私はかつて普通のOLをしていましたが、

どちらかというと仕事においてもプライベートにおいても

結構熱くなりやすく

今から思うと完璧を常に目指していたように思います(^^;)

それは廻りからも良く思われたいという気持ちもあったでしょうし、

「手を抜く」「楽をする」ということはいけないこと

と思いこんでいたというのもあったでしょう。

 

そしていかにも仕事をしていないように見える人が

自分が忙しい最中には許せなかったりなど・・・。

 

それが39歳の時、

「英語に関わる仕事がしたい、自分が本当に生きたいと思う人生を生きたい」

という思いで会社を辞め、

自由な人生を求め突き進んできた中、

この「手を抜く」ことって人生で不可欠なんじゃないかしら???

と思うことがたびたびあったのです。

そして私の廻りの幸せな成功者たちは皆、

ものの見事にこの「手を抜く力」を使っていることに気づいたのです。

高度経済成長の時代は終わり、

今は物をどんどん生産して売っていくという社会にも限界が来ているように感じます。

 

そして一生懸命自分の時間を切り売りして働いて

お金を稼ぐということが当たり前といった時代は

とっくに終焉をむかえているのではないでしょうか?

 

私たちの肉体の人生は無限ではありません。

でも人間というのはまるで私たちが永遠に生きられるかのように

勘違いしてしまいがちなようにも思うのです。

自分の命に限りがあると知ったならば、

あなたはどんな人生が生きたいでしょうか?

自分の本当に望むこと、

幸せに感じることに自分の命を活かしたいと思うのではないでしょうか?

人生の時間(命)の活かし方を考えた時、

この手を抜ける人は強い存在になると私は思っています。

もし私たちが自分の人生において、

自分にとっての優先順位の低いものへ常に全力投球をしていたら、

本当に自分のやりたいことへ注げるパワーも時間ももはや残されていないのです。

 

何かを成し遂げたいと思った時、

一気にそのゴールに到達するわけではありませんね。

目の前のほんの小さなことの積み重ねの結果として

気がつけば自分のやりたかったことが出来ていたということに気づくのです。

 

なので今、目の前でやること、どんなことに、どのように、

どんな思いでやっているかということが、

人生に大きな影響を与えるということです。

 

世間一般的には、手を抜くというと少しネガティブな、

やってはいけないようなイメージがあるかと思います。

でもその手を抜くことが、

自分の人生において、

自分の時間(命)を活かすことに繋がっているのであれば

どんどん手を抜いて、

時にはずぼらになっていいのではないでしょうか?

あらゆるビジネスにおいても少ない労力で大きな成果を得る

ということは基本として考えられていることかと思います。

 

なのにいざ人間にあてはめると

悪いことのように思われてしまっているだけなのです。

今はいろいろなことに時間をかけなくてよくなってきました。

すべてにおいてAI化が進み、

これまで1時間かかっていたことをたった数分でできるようになりました。

家事ひとつとっても、

掃除、料理、洗濯、などなど、

いかに短時間で出来るかということをまるで競っているかのようですね。

自分にとって優先度の低いものでも

「やらねばならないこと」

というのは誰しも日常生活であるかと思います。

それらのことにいかに手を抜いていくか、

そしてこれまでの時間に対する考え方を変えたりして、

本来自分のやりたいことにいかにエネルギーを注げるようにしていくかを

つまり「いかに手を抜くか」ということについて

これからぼちぼちお伝えできたらなと

思います(#^.^#)