それでも桜は咲いている

世界中にコロナウイルスの感染が広がる中

これまでの当たり前が当たり前でなくなった・・・

 

 

会いたい人に会える

行きたい所へ行ける

仕事が毎日ある

働く場所がある

大事な人がそばにいる

気の合う人と集まってワイワイ

飛行機に乗れば外国に行ける

買いたいものがすぐ買える

日々生きている

 

 

これら「~はずだった」多くのことが出来なくなった今

すべてのことが当たり前じゃなく

とてつもなく特別なことで

生きていること自体が奇跡だったんだと気づく。

 

多くの人が

「今、自分に何が出来るのか」と 

これからの生き方を真剣に考えることは

今の世界の状況だからこそ

私達に出来ることかもしれない。

 

 

 

今の状況を悲観するでもなく

楽観視するのでもなく冷静な目でとらえて

「自分がどう行動するか」

ということが世界を変えることにもなりうる。

 

 

人間はせっぱ詰まった時、

本当の自分、本質的なものが出てくるのではないだろうか?

 

 

ただ今の不安を打ち消すためだけに突発的な行動をするのではなく

長い視点でこのコロナが終息した後の別世界をどう生きるのか

その変化に対応できる自分でいられるよう

今どう行動するかが

自分の「あり方」「生き方」を表すように思う。

 

 

コロナのことで気づいたことはいっぱいあったはずだ。

「家族がそばにいてくれてありがとう」

「一人でもこうして生きていることに感謝!」

「美味しいものを食べにいつでも行けてたんだな」

「あの人が元気でいるだけでいい」

「仕事があっただけで幸せだったんだな」

「普通に生きてることが奇跡だったんだ」

 

 

これまでに幸せがいっぱいあったことに

たくさん気づけたのではないだろうか。

 

 

今、経済的な不安、

健康の不安、いろいろな不安を

かかえている人は多いと思うけれど

今私達が出来ることは

いろいろな情報を見て不安になることではなく

それぞれが自分の出来ること、

これからの世界をどう生きていくかを

廻りの状況、物質的なことに振り回されるのでなく

自分を活かしていける方向を向いて

自分の頭で考えて行動する時ではないかと思う。

こんな状況の時でも、桜はこの時期に綺麗な花を咲かせる。

自らの役目をはたすかのように・・・

 

 

毎年見る桜なのに、

今年はその偉大さ、凛とした姿を

よりいっそう強く感じた(*^^*)