私たちは学校で
英語を少なくとも6年は
学んできましたが
正しい英語(ネイティブの英語)を
充分聞いているという人は
はたしてどれぐらいいるでしょうか?
言語習得において
冷静に考えてみると・・・
私たちが日本語を話せるようになる過程で
膨大な量の日本語を自分の廻りの人から
浴びるように聞いてきたかと思います。
そしてその大量の日本語を聞きながら
それをまず真似てみる
↓
廻りの人から「これは~だよ」と直される
↓
また言ってみる、何度も繰り返す
↓
その言葉と意味、状況を結びつける
というようなことをやってきたのです。
そして話せる日本語がどんどん増えていくのですね。
とすれば
それと同じことを英語ですれば
英語も同じように話せるというわけです。
でも・・・
そう簡単にはいかない
と多くの人は思いますよね^^;
まず
大人になってからでは
赤ちゃんの脳のごとく
スポンジのように吸収するというのは不可能
ということ
そして
膨大な量のネイティブ英語を聞くという
環境に多くの人がいない
ということがあります。
ではどうしたらいいでしょう・・・・???
よく英語を話せるようになるには
海外に行くのが一番早いと言われますね。
それはなぜかというと
嫌でも英語に囲まれた環境に入れるから
話さねばならないという状況に追い込まれるから
ですね。
でも海外に行くという状況にはないとなると・・・
方法はないのか?
それなら
それに近い環境を作ればいいのです(^^)
私たちは幼い頃から学校に行っている間も
ちゃんとした英語(ネイティブが話す英語)を聞く量が
圧倒的に足りていないのです。
①まずはネイティブの英語を大量に聞くこと。
(自分のレベルより少し上かなと思うもので英文、日本語訳がついているもの)
※毎日です。(日本語を覚える時、今日はお休みなんて日はなかったはずですね)
②意味がわからなくても何度も聞く(その音が聞き取れるかという確認です)
③その音を何度も真似てみる
④何度聴いても意味がわからない、聞き取りにくいという英語だけ
英文を見て日本語の意味と結びつける
英語が聞こえる、話せるというのはこれの繰り返しのように思います。
大人になってからの脳はそんなに上手く吸収出来ないんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、大人になってからの英語習得にも
メリットはあるのです。
◆長年の社会経験によって論理的に思考することで記憶したり、
自分にあった学習法を考えることが出来る
◆日本語での表現が豊富なので英語でもさまざまな表現が出来る
◆日本語で言えないことは英語でも言えないので、豊富な社会経験が役に立つ
などです。
もちろん大量にすることも大事ですが、一番大事なのは毎日続けること。
日本語を習得した時のように、
今日はお休み~♪
なんてことはありえないのです^^;
継続の力あなどるなかれです。
その過程ではなかなか効果を感じられないかもしれませんが
必ず数カ月後、数年後
大きな結果を生み出します。
赤ちゃんの時、数年後の結果が出そうもないから・・・
と日本語を諦めたりしなかったですよね。
なので結果を求めてやるということではないのです。
ただ「聞く」「話す」ということをやめない、続ける
ということです。
ぜひこの継続のパワーを感じてみてほしいと思います(*^^*)