It’s a small world

人間というのは自分の住んでいる世界しか知らない。

 

サラリーマンなら殆どの時間を会社で過ごすわけだから

それが彼らの世界になる。

 

私は39歳で会社員を辞めたけれど、
辞めてから他の世界を見ることが楽しくて仕方なかった。

平日の昼間の世界、会社以外の新しい人との出会い、
いかに自分が小さな世界にいたかと思った。

会社員時代は、結構大きな組織だったので、

ほんとうに多くの人との出会いが、

いろいろな人との出会いがあったけれど、

どんなに違う支社で、違う部署で、違う仕事をしていたとしても

同じ会社に勤めているということで

やはり同じ世界の人達だったなとつくづく思う。

 

類は友を呼ぶというが、やはり同じ世界にいる人は、

どんなタイプの人であれ、何らかの共通のものを持っていて

同じ場所に集まる。

 

それは会社を辞めてから強烈に感じたことだ。

 

自分のいる世界というのは社会からみれば、
日本からみれば、世界からみれば、
宇宙からみれば、ほんの小さな点の世界だろう。

 

その点の世界だけで人生を終える人もいるだろうし、

それの何十倍、何百倍という世界を体験する人生を過ごす人もいるだろう。

 

私はただこの小さな点の世界にずっといるのかということに

何らかの違和感をずっと感じていた。

そこから出てみると本当に違う世界がいっぱい見えた。

そして出てよかったと思うし、

これからもどんどん未知の世界に

出ていこうと思う。

 

小さな世界にいることが問題というのではなく、

自分が小さな世界にいることすら気づかず、

その小さな世界だけが自分の世界と勘違いしてしまうことが

問題だと思うのだ。

 

人生はいろんな点がつながって線になっていくようなものだと言われる。

 

この点はいろいろな世界で創っていったほうが面白い。

 

同じ世界の中だとその世界の中で、同じ点を大きくすることしかできない。

 

その時にはただの小さな点でも

あとで自分でも想定外の他の世界の点とつながっていたことに気づくことがある。

人生断然そのほうが面白い(^.^)