人は自分が何かやりたいことがある時、
「才能がないから」
「お金がないから」
「家庭があるから」
「環境が整っていないから」
などなど今できない理由を、
さまざまな人やこと、もののせいにさせてもらっていることがあるように思います(^^;)
これは自分の大きさ、可能性を感じるのが怖い、
そしてもし出来ると思って行動したとしても失敗するかもしれない・・・
という恐れからくるものではないでしょうか。
一度自分がそういう理由づけしている感情を自覚し、
一つ一つのその感情を認めてあげて自分の本質とは違う、
それらの感情は偽物、ただの思いこみなんだと手放してあげれば、
本当の自分が顔を出してくるのです(^.^)
恐れていることは、
もし自分がそれだけのことが出来るということを認めれば、
何かしら行動しなければならない、
行動したら失敗するかもしれない・・ということです。
起こってもいない未来のことで心配するのですね( ;∀;)
私が長年勤めていた会社を辞めた時、もし
「家のローンが払えるかな」
「次の仕事がこの年で見つかるかな」
「家族に迷惑かけるかも・・」などなど
少しでも考えていたならば、
その当時安泰といわれていたその企業を去ることは出来なかったのです。
会社を辞める時、
私の廻りのある人は自分の夢を語りだし、
ある人は私に思いとどまるように引き止め、
ある人はこれからの私の人生を応援してくれました。
でもほとんどの人が言ったことが
「私も〇〇さんのように出来ることなら会社を辞めて、自分の好きなようにしたいわー」でした。
「じゃあそうすればいいのに・・・」と言いそうなのをこらえましたが(笑)
なぜなら私が会社を辞めた時というのは、
とても普通に考えるととてもグッドタイミングとはいえないような時期だったのです。
母を介護中でしたし、
家のローンはまだまだ残っている、
年齢も再就職が一般的に難しいといわれる年齢(40歳前後)・・などなど。
でも私には1%の不安もありませんでしたし、
辞めてから10年以上になりますが辞めたことを後悔するどころか、
辞めて自分の本当に望む道に進んで心からよかったと思える満足感しかないのです。
全てにおいて言えることですが、
「〇〇という状況だから出来る」と思っている間は、
〇〇という状況は永久にやってこないのです。
家族のため、生活のため、子供のため、お金のため・・
いろいろ働く理由もあるとは思いますが、
もしそれらのために自分のやりたいことも我慢して、
2番目、3番目、または最後尾のことを優先して人生の時間を送っているのなら、
あなたがやらない理由にしている家族、子供はたまったもんじゃないと思うのです。
もし私が子供の立場であれば、
自分のために大事なお父さん、お母さんが身を粉にしてまで、
やりたくないことをして我慢している姿を見たいと思わないからです。
それよりも自分の本当にやりたいことをして輝いているお父さん、
お母さんの姿を見たいと思います。
〇〇がないと出来ないという考えもただの思い込みにすぎません。
あなたが「〇〇がなくても出来る」という情報を知らないだけなのです。
廻りに出来るということを見せてくれる人がいないからだけなんです。
なので「〇〇がないと出来ない」と考える暇があれば、
「どうしたら出来るか」を考えてワクワクしたほうが
心と身体のためにもいいのです!(^^)!