あまりにも私たちは楽しめることを与えられすぎているのではないかな?
と思うことがしばしばある。
旅行といえば
「~パック」ですべてを万べんなく見ることができ楽しめます。
この料理を作るにはこのセットを買えば食べられます。
この飛行機を組み立てるにはこの工作セットで出来上がります‥などなど。
これらのものは確かに便利で
インスタントに楽しめる絶好のセットだと思うが、
人間から
自分で考えること、
自分で工夫することの楽しさを奪ってしまったようにも思う。
すべて用意された楽しさは、
私たちが自動的にその楽しい道を歩まされているだけであって、
創り出す楽しさ、自分で探し出す楽しさを味わっていることでは決してない。
このようなセットを与えられることは、
私たちが何かやりたいことを見つけたときにも、
「これがないと出来ない」
「時間もお金もないから無理だ」という考えを出しやすくしているようにも思う(^_^;)
なぜなら、
その物事を達成するための方法
(料理でいうところのレシピ)は無限にあるのに、
到達する道を限定してしまい、
この道がダメなら違う道を行くという選択肢さえ
選ぶことを忘れさせてしまうからである。
道がなければ自分で作ることさえできてしまえるのだ!(^^)!
その可能性を忘れてしまうことほど
私たちは用意された世界に生きているということを忘れてはいけない。
私たちが考えられること、
創りだせることは無限にある。
日常生活においても、仕事でも、趣味でも、
すでに用意された中に楽しさを見つけることも楽しいだろうが、
自分から能動的に考えて、工夫したからこそ
自分から湧き出てくる楽しさに勝るものはない(^.^)