私は何でも書くことが好きで、いつもノートを持ち歩いている。
本で読んだ心に響いた言葉や、
自分がふと思ってことなどをその都度書き留めている。
書くというのはすごく頭の中を整理するのに効果があるようだ。
人間というのは1日に莫大な量の思考をするわけだが、
その90%が昨日と同じだとういう。
思考が同じだということは行動も同じということ。
そう思うとなんだかつまらない感じがしてしまうが、
「本当にそーかなー?」と自分の考えていることを意識していると・・・
なるほど、うーん確かにこれって昨日も考えてたということは多い。
時々頭がいっぱいになった時、
書くという作業をするとスッキリすることがある。
それは書き出すことで整理され、
一旦外に出るので忘れることができ、
今、目の前のことに集中できるというのがある。
もうひとつの効果は、たとえば自分のやりたいこと、
こう自分がありたいということをノートに書きだすことで可視化され
自分の脳に「ビビッ」と信号が送られ、
それらと関係のある情報がつながってくるような気がするのである。
そのノートに書いたものを何度も見るというのもおススメである。
何度も見直すことで脳に強く認識されるので、
生活の中で優先順位が上のほうに上がってくるのだ。
たとえば自分が赤い車を買ったら、
買ったあとに赤い車ばっかり目に入るという話がある。
それとどこか似ているのかもしれない。
人間というのは焦点をあわせていること、
自分が認識していること、見たいものを毎日見ているからだ。
なにも前向きな時だけ
ポジティブな言葉を書き連ねることがいいということではなく、
自分がなんだかスッキリしない、落ち着かない、
自分でもわからない不安な思いが出てくるなどなど・・・
の時にも、ノートに書きだすのはおススメである。
よく精神的に不安定になっている人が、
お医者さんに日記をすすめられることがあるという。
それも同じようなことだと思う。
書いたものが、いったん物理的に離れることになるので
客観的に違う視点から見ることが出来るのだ。
そういう意味ではノートは私の「もう一つの脳」ともいえるかもしれない。
特に自分の好きなこと、
将来こうなるというようなことをいっぱい書いて妄想しながら
ニヤニヤするのもなかなか精神的にも肉体的にもよさそうな気がするのである(^.^)