「私は〇〇をすることが好きなんです」
と言える人はいても、
「私は〇〇が好きなのでそれを仕事にしています」
という人はそんなに多くないのではないでしょうか?
多くの人は好きなことと仕事は別と考えているかと思います。
どうしても好きなことというと
趣味レベルで考える人がほとんどではないでしょうか?
その理由を聞くとそれでは食べていけないから・・
という答えがほとんどの場合かえってきます(^^;)
私は長年某通信企業に勤めていましたが、
その仕事が自分にすごく合っている!適職だ!
と思ったことは一度もありません。
ただ大きな組織だったのでいろいろな部門で
あらゆる職種を経験するチャンスがあり、
なかには
「これって意外と私にあってるかもー?」
と思うようなことはありました。
この会社員時代の経験は、
自分が何が好きで何が苦手で、嫌いなのかを強制的にも試せる
いい経験だったと思います。
そしてこの時代は、
「なんでも出来る」こと
がとても優遇されていたようにも思います。
何かに特化して、
「これは誰にも負けません」
「このことが一番得意です」と言う人よりも、
オールマイティになんでもこなすような人がちやほやされる
そんな時代だったように思うのです。
それでは現代はどうでしょう・・・?
今は「なんでも出来ます」というよりも
「これしか出来ません」
と胸を張って言える人のほうが重宝されるのではないでしょうか?
なぜなら広く浅くなんでも出来ますという物事は
より効率的にできるロボットなどに置き換えることが可能な時代になったからです。
なんでも出来ることが素晴らしい~!という感覚を持つ人は
どんどん減ってきているのでは?と思います。
なのでこれからは人間しか出来ないこと、
その人にしか出来ないこと、
一人一人の得意、好きなことに特化して、
その価値をどんどん提供して多くの人を幸せにしていく。
ある意味「好きなこと」がやりやすい時代になってきたとも言えるのです(^^♪