英語を使って仕事をすること~その1~

英語を使う仕事がしたい、英語を活かした仕事をどのように
見つけていくかを考えている人は多いと思います。

私は39歳の時、どうしても英語関連の仕事がしたくなって、
その当時、誰もが安定していると考えていた企業を退職しました。

在は、英語コーチはじめ、英語関連の仕事に就けるようになったわけですが、
どのようにして英語関連の仕事を見つけていったか、
英語を使う仕事を探す時に、その時には気づけなかったけれど、
今でこそ気づけた大事なポイントをお話しようと思います。

 

英語を使う仕事を探していく過程で気づいたことは

・英語よりもプラスアルファで自分に何ができるかのほうが大事

・目の前の仕事のチャンスをつかむ

・仕事に就く前の英語のレベル(TOEICなど)はあまり関係ない

・転職するたびに英語の使用頻度はあがっていった

というようなことです。

順番に私の経験をお話します。

・英語よりもプラスアルファで自分に何ができるかのほうが大事

民間企業を退職した後、1年ぐらい経過してから仕事を探し始めました。
そして大学の研究室の教授秘書の仕事に就きました。

その時の募集は「研究室での仕事、英語使えれば尚可」のレベルでしたが、
英語を使う仕事をするのが初めての経験なので応募しやすく、
何よりその仕事の説明を見たとき「楽しそう!」と思ったのです。

あとで面接を担当した助教授から聞くと、
「英語が使えることよりも、私の民間企業での秘書経験があったこと」が
採用のポイントだったようです。

その仕事に就くまでには、英語関連の仕事をインターネットで検索し、
いろいろな派遣会社にも登録し、面接にも行って、不採用になったところもありました。
「私の英語レベルでは英語を使う仕事は無理なのか」と落ち込んだ時も数知れず・・

たしかにインターネット上には英語関連の仕事が山ほどあります。
そしてさらに多くの希望者もいます。ただネット上で応募の場合、
書類選考ではねられてしまい面接までたどりつけないという可能性も大きいのです。

ちなみに私がこの大学教授秘書に応募したのは、
新聞にはさんであるような求人広告や、
近所のスーパーなどによくおいてある求人紙だったように思います。

このように限られた人しか見ていない求人のひとつですら、
数十人の応募があるのですから、
ネットからの応募はすごい人数が見ているので、想像はつきますね。

 

英語にかかわらず、面接はお見合いと同じようなものだと思うのです。
企業と自分との相性なのです。今でもその感覚を覚えていますが、
この大学の研究室で面接を受けた時には、
何か「ビビっ」とくるものを感じました。←ひと昔前はやりましたよね(^^;)
なので採用になるのはわかっていたという感覚です。

話はそれましたが、大事なことは「英語プラスαで何ができるか」ということです。
たとえ勤務経験がない人でもじっくり考えると、自分の得意とするもの、
自分では気づいていないけれど人よりも簡単に出来てしまうものというのは誰しも持っています。
事務処理ができる人なら英文事務という仕事もありますし、
料理が得意なら外国人に教える料理教室等もあります。

「自分のやりたいこと」ももちろん大事ですが、
それによって探す仕事の範囲を狭めてしまうより、
「自分のできること」に気づくことのほうが、
仕事を探すうえでは近道かもしれませんね。

そしてそれが後々、「自分のやりたいこと」につながっていくように思います。

長くなってしまったので、つづきはまた後日お話します(#^.^#)