好きなことで生きていくヒント

dav

好きなことで生きていきたい、
好きなことを仕事にしたいって思っている人は多いと思います。
好きなことをして生きるためにはまず、
「私って何をするのが好きなの?」
ということに気づくことから始まりますね。

好きなことってどのようなことでしょうか?

それをしている時には、何の苦痛も感じず、疲れることもなく、気がついたら夢中になっていたというようなことです。子供の頃を思い出すといいのですが、「あなたが誰に言われなくても勝手にやっていたこと、没頭していたこと、努力せずとも他の人よりよく出来てしまったこと、などなどがあると思います。

私自身のことでいうと、書くこと、読むこと、描くこと、映画を見ること、ぼーっとすること、歩くこと、身体を動かすこと、自然の中にいることなどなどです。

あるストーリーがあります。

大手有名企業の社長がこれから雇用するマネージャーの面接をしました。
面接を受けにきた転職希望と思われる40代ぐらいの男性に
「あなたは、私の会社でどのようなことがしたいですか?」と尋ねました。

その男性は、
「私は御社に入ったら、~をして、~の売り上げを伸ばし、
マネジメントのスキルをいかして、~もしていきたいです!」とやる気満々の様子でアピールしました。

次に、その社長は
「もし今、働かなくても充分に生きていける収入があるとしたら
 あなたは何をしますか?」と尋ねました。

するとその男性は
「私は家具を作ることが好きなので、趣味でやっていますが、
もしそういう状況なら1日中家具作りをしていると思います。」と答えました。

社長は言いました。
「わかりました。そしたら今すぐ家に帰って、家具づくりをしてください」と。

その男性はその社長の言葉に衝撃を受けましたが、
社長の言葉を素直にうけとめ、どこにも就職せず、家具づくりをコツコツ続け、
数年後には家具職人として自分の店もかまえて、充分な収入を得るようになったという実話です。

収入のために、生きるために働いているという人は多いと思います。でも好きなことをして生きていくということはこの話のように、「もし働かなくてもいいという状況になった時に「あなたは本当に何がしたいか」と自問することで見えてくるものだと思います。

「好きなことを考えてみる」というだけで、その後の生き方、時間の使いかたは劇的に変わると思います。

最近読んだ本で、 「大好きなことで、食べていく方法を教えよう。 好きなことに没頭していると、道が拓ける。 [ 千田琢哉 ]」は、「自分は何が好きなんだろう」ということを再び考えるきっかけになりました。

「好きなことで生きていく」うえでのいろいろなヒントが見つかるかもです(^^♪