自分だけの世界観を見つけるヒント

dav

人は誰でも自分では気づいていない特別な才能を持っている。

 

でも多くの人はそれに気づかず、というか、気づいたとしても

 

「いやいや私が出来ることなんて大したことじゃない」

 

「同じような人はいっぱいいる」と

 

自分の持っている素晴らしさを認めようとしない。

 

もしあなたが英語を使って話すことが好きで、

いろいろな国の人と話している自分が好きとしよう。←これ私です(^.^)

 

そしてある程度英語が話せるようになってきたとする。

 

そこで英語を話すことが仕事に出来たらいいなあーと考えた時、

いろいろな英語関連の仕事を探すだろう。

 

そして、いろいろな会社に応募していくも、どこにも採用されなかったら・・・

あれだけ「これが好き!」って頑張ってきたのに、やっぱり私には才能がないんだ・・・

 

と自信を失くしたり、

また、廻りの英語が出来ない人から

「あなたは英語が出来るから、いい仕事が見つかりやすいよねー!

英語が出来るとお給料もいいしー!」

 

というようなことでも言われようものなら

 

「そんなに甘くないねん!

私のレベルで英語が出来る人なんてごまんといるし、

仕事も英語が出来るからといって、

お給料がいいっていうわけちゃうねん!」←なぜか関西弁(^^;)

 

と心の中で叫ぶようになるかもしれない。

 

そして自分の出来ることというのをどんどん過小評価するようになってしまうのだ。

 

これはどんなことでも言えることだが、

自分が自分を低く見積もってしまえばしまうほど、

まわりも同じように自分のことをあなたと同じように低く見積もるのだ。

 

逆に自分が自分を評価し、「私ってこれだけのことが出来るんだ~!」と

過剰評価ぐらいにしていくと、

まわりも「あっそうなんー?」と自然にその人を高く評価する(^.^)

 

なぜなら、自分を評価することで自分自身のことが信じられると、

自信に満ち溢れ、とても「楽しい」空気がその人からかもしだされる。

すると多くの人は楽しい雰囲気が好きなので、

何がそんなに楽しいのかとその人に興味を持つのだ。

もちろん、高い評価を他人から得る必要もないのだけれど

それだけ人というのは廻りの評価によって

自分の価値を変えてしまいがちな生き物だということだ。

 

多くの人は自分の好きなこと、出来ることと仕事を結びつけて、

「それでは食べていけない」

「それは仕事にならない」と考えてしまいがちだが、

本来私たちの人生は仕事をするために生まれてきているわけではない。

 

人生を楽しむために生まれてきているのだから

人生の大半の時間を我慢する仕事に費やすというのは

ナンセンスな話だ。

 

たとえばあなたがウォーキングが好きで、

いろいろなカフェの探索が好きだとしたら、

ウォーキング×カフェという領域で

あなた独特の世界を持っていることに気づく。

 

そしてそれプラスいろいろなカフェメニューを食べるのが好きならば、

ウォーキング×カフェ×ランチということの掛け合わせで

よりレアな自分の世界観を持っているということなのだ。

 

ただウォーキングする人、素敵なカフェを探索する人、

ランチグルメな人だけならその他大勢になってしまうかもしれないが、

それらが掛け合わさることによってその人自身が気づいていない特別な領域があるのだ。

 

もしそんな自分の世界観を持てたなら、

それに興味を持つ人というのは必ずいるので、それをどんどん情報発信していくのがいい。

 

自分の好きなことを情報発信していくことは、

何よりも気分がよく、やっていて楽しいものし、

それに興味のある人にも喜ばれることだ。

 

私の廻りで自分の好きなことを仕事にしている人は、

最初からそれが仕事になっていたわけではなく、

好きなことをやっていたらたまたま仕事になっていったという人が多い。

 

誰でも、自分が得意とすること、

人より少し簡単にできること、

やっていて楽しいことは持っているはずだ。

 

最初から100%自分がやりたいと思うことはこれだ!と決めるのではなく

これなら始められるかな?と思えること、

たとえば料理が好きなら、気の合う友達を誘ってランチを作ってあげるなど、

自分の身近なところから、自分がやって心地いいこと、

今日から出来ることを1つずつやってみる。

 

もしちょっと違うなと思えば、修正すればいいことである。

 

そしていまいち自分のやりたいことが分からないという人にありがちなのが、

自分だけの世界で悶々と自分に問うているということだ。

 

ちょっと視点を変えて、

「自分が何をすれば他の人が喜ぶだろう」とか、

「過去に自分がやったことでよく他人が喜んでくれたこと」

というのを思い出すこともいいかもしれない。

 

「自分中心」を離れ、自分を俯瞰することで、

よりやりたいことが見えてきたり、

これまで人が喜んでくれた時の幸せを思い出すきっかけにもなるものだ。

 

そして、今もしあなたがフルタイムで働いているのなら、

1日の10%の時間でもいいので、

その自分のやりたいことに時間を使うことがおススメだ。

 

子供の頃を考えてみるとよくわかるけれど、

自分のやりたいこと、好きなことを頭で考えてなかったはずである。

 

絵を描いたり、公園で遊んだり、マンガを見たり、

突然泣いたり、笑ったり・・・ただただやっていただけだ。

 

大人になると、「絵を描くのが好きだけど、それでは食べていけないし」とか

「あちこち旅行するのは好きだけど、それでは仕事にならないし~」

などいろいろ考えてやめてしまう。

 

それは小さいころから両親をはじめ、自分の廻りからさまざまな情報を受け取り、

いろんな先入観が入り混じってしまったから・・・

本来の自分がどうしたいかがわからなくなってしまっているのだ。

 

1日のほんの少しの時間でも、

本当の自分が何を望んでいるのかという声を聴くこと。

 

それは時には不安を伴うことかもしれない。

 

なぜなら、もし自分の持っているもの、

可能性がとてつもない大きなものだとしたら、

それを自分が認める、受け入れることに勇気がいるからだ。

 

人間というのは、「~なりたい」と思いつつも

慣れた環境に身をおくことは何よりも心地いいので

それをキープしたがるものだ。

 

なので、自分に何らかの変化をもたらす道に

一歩踏み出すという最初の一歩は大きな一歩になるので

膨大なエネルギーを必要とする。

 

でもそれを恐れず、自分の可能性をどんどん発見し、

切り開いていけるなら、

これまで見たこともない世界を見ることが出来るのだ。

 

私の場合、英語を勉強していったことで、

自分が見る世界はどんどん広がっていき、今もどんどん拡大しつづけている。

 

私はもともと英語が大好き~!というわけでもなく、

ただ「全然英語が話せなかった時の悔しい気持」がきっかけになり、

カナダに住みたいという強い思いがあったので、

「英語が話せたほうがいいだろうな」ぐらいの気持から

英語を勉強するようになったようなものだ。

 

人生、何がきっかけになって、

興味のあるもの、好きなものも変わるかわからない。

 

ただ大事なのでは、始めてみないとわからない。

そしてとりあえず今、一歩を踏み出してみるというのが

後々の人生にとっての大きな一歩となるのだ。

 

すでに持っている、自分だけの、オンリーワンの世界観は

自分の中から

ただ発見するだけでいいのである!(^^)!