小さい頃から
「好きなことをしなさい」
「あなたの夢は?」と
聞かれ続けた人が思いがちなのが、
他の人の行動を
「ああいうことをするのが好きなのね」
というようにとらえてしまいがちだということです。
特にある分野で成功をしているような人を見ると
「自分の好きを成し遂げた人」というイメージで見てしまい、
羨望の目で見てしまうということもあるのではないでしょうか。
でも人間の行動はそんな単純なものかしら?
とも思うのです(^-^;
私たちの日常生活の中で好きではないけれど、
嫌だけれどやっていることのほうが
実際は圧倒的に多いのではないでしょうか。
この社会は嫌なこともしないと
思い切り好きなことに没頭できないシステムになっているという面がある
ということもまた違った見方として持っていたほうがいいようにも思うのです。
あまりにも「好き」「嫌い」を
両極端に最初から分けてしまうことは、
隠された、まだ自分の知らない「好き」が少しずつ成長する可能性を
狭めているようにも感じるのです。
「好きなことなんて別に見つからなくてもいいじゃん」
と心のどこかでちょっと思っているぐらいが、
ゆるくて大きな視野で物事を見れるようになるように思います。
全てをやたらイエスとノーで分けてしまうよりも
より柔軟性があり、好きを見つける世界を自ら狭める必要はないのです(^^♪