他人との距離、それが親でも子供でも友人でも恋人でも、
どんな関係性においても距離感は大事である。
人は他人の人生をコントロールすることは出来ない。
それがわかっているのに、相手と親しくなればなるほど‥‥
それが家族ともなれば無意識に自分以外の人を
自分の思うようにコントロールしていることに気づかない。
それは一人一人の貴重な人生を
自分の人生のストーリーに無理矢理
あてはめようとしているようなものだ(^_^;)
そして相手が自分の思うように動いてくれることを期待しているので
思うように動いてくれないとイライラしてしまうのだ。
相手をコントロールするのではなく、
自分がどんな感情、想いを持っているかを
一度冷静に見つめて
コントロールできるようになれば
相手との心地よい距離感を保てる。
多くの人は近しくなればなるほど、
人を自分の思うようにコントロールしようとしがちだ。
それは少なくともその相手に執着しているのである。
自分が幸せになるために何かを必要とする。
自分の中の何かしらの欠乏感を
外に求めてしまうのである。
物理的に距離が離れていたとしても、
相手と近くにいるときよりもより信頼でき、
絆が深まっていると感じたことはないだろうか。
心から信頼でき、絆が深まったとき、
自分がありのままの素を出せば出すほど、
相手も「この人にはありのまま出していいんだ」と
自分の素を出してくれるようになるのである。
それは相手が何をしようが、何を言おうが
そんな表面的なことは関係ないということが
わかっているからである。
それは物理的な距離とか
どれだけコミュニケーションをとっているか
などとは関係がなく‥‥
心地よい距離感を知り
心から安心できるという感覚
離れていても、一緒にいても
安心できるという感覚ではないだろうか。
そうあるほうがずーっと自分が
楽に自由に生きられるのである(*^_^*)