シアトルに学生ビザをとりに!(^^)!~その18~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シアトルで学生ビザを取ることを決めた私は、
友人の車を数人でシェアしてもらい、
その友人たちと早朝にバンクーバーを出発し、
シアトルの移民局に向かった。

必要書類に記入し、関係書類や、パスポート、
現在持っているワークビザ(前職場でしか働けないビザ)を持って呼ばれるのを待った。
学生ビザをおろしてもらうには、移民官との面接があるのだ。

事前に、学生ビザをとる時に気をつけることは、目的は学習であり、
長く滞在するような発言はしないほうがよいと聞いていたので、
そのことだけは注意しようと思っていた。

自分のナンバーが電光掲示板に表示されて部屋の中に入ると、
1対1で、面接官からいろいろな質問を受けた。
私がその時に持っていたワークビザのことについて聞かれ、働いた期間を答える必要があった。
その時、私は数週間であった期間を1カ月というように答えてしまったと思う。
しかも「確かではないけれど~」みたいな言い方ならまだよかったのだが、
私が言い切ったものだから、後々の話とつじつまがあわなくなったか、
それとも前職場から何らかの連絡があって、
その内容と相違していていたのかは憶えていないが、
移民官には私がウソをついたという印象が残ってしまった。

そして前職場を離れた時に「あなたは日本に帰るべきだった」とまで言われた。
もうそれから以降は私が何を訴えようがダメだった。
一度事実と違うことを言ってしまったのだから・・
今から思うと本当にどうしてそんなことを言ったのか後悔してもすでに遅しだ。

移民局でのインタビューに答える時、もう一つ注意することとして、
「必ず事実を述べる」ということも言われていた。
そう言われていたのにも関らず、そして私のケースがレアなケース(申請時に有効なワークビザを持っていて、学生ビザを申請しようとしている)であるにも関わらず、安易に考えすぎていた。

そして結果はまさかまさかの学生ビザ申請却下~。

もうズドーンと突き落とされたような気持だった。
外で待っていた友人も私の半泣きの様子を見て驚いていた。
普通に学生ビザがとれると思っていたからだ。

私はその落胆から立ち直るのにしばらくかかったが、
他の車をシェアしてきた女性メンバーはシアトルのアウトレットでの買い物を楽しみに来ていたため、
帰りにアウトレットに立ち寄った。

その頃には私も自分で気分を変えようと思って、買い物を楽しもうと決めた。
そのあたりは気持の切り替えが早かった(*^^*)

落ち込んでもビザが降りるようになるわけでもないからだ。

さてこれからのカナダ生活どうする~(*_*;

・・・とバンクーバーに戻って真剣に考えた。

                              ~つづく~