洋服などの整理をしていて
「あっこんな服持ってたんだ。」
「こんなかわいかったっけ?今度着てみよう!」
と以前買った洋服で
そんなに特別お気に入りではなかったものが
突然着る服の候補に上がってきた!
というようなことはないでしょうか?
それが数年前に流行ったものであろうと、
昔お母さんが着ていた服であろうと
その時の自分になぜかぴったりきたりします。
好きなことを探すのも
それと似ているかもしれません。
好きなもの、興味のあることというのは時間とともに変化しています。
子供が簡単なおもちゃに興味を失って、
複雑だけれどより刺激のあるゲームにのめりこむように、
私たちのお気に入りも日々変化しているのです。
大人になればなるほど
たくさんの物、コトと関わり、
あまりにも多くのものを
あれもこれもと持ちすぎていると、
「あれも使わないと!」
「その服も着ないといけない」
という無意識のプレッシャーも重なり
選択することすら難しくなってしまうのです。
そして今の自分のお気に入りが
何なのかさえもわからなくなるのです^^;
たとえば服を着ている時を考えると、
自分が「これが好き」
といえるような服を着ている時は
気分もあがり、
心地いいのではないでしょうか?
それを
「そこそこ好き」とか「ちょっと好き」な服を
毎回とっかえひっかえ着る、
自分が2番目に気分がいいと思う服を
時折でも着る必要があるのかということです。
それは廻りの目を気にして
同じ服ばっかり着ているのが恥ずかしいとか、
これだけ私は服を持っているよと見せたいなど・・・・と
自分が無意識にしている行動かもしれませんが、
自分の一番「好き」以外のもの、
2番手、3番手をどれだけまだ優先したいか
ということですね。
「そこそこ好き」や「ちょと好き」
にも関わっていることが、
「ほんとの好き」を見えなくしている
ということもあるのです。
「嫌い」というのはすぐに排除できても、
この「そこそこ好き」というのは
なかなかくせ者だと思います^^;
服にかかわらず、
持っているものが増えれば増えるほど、
「好き」「そこそこ好き」「ちょっと好き」「嫌い」
の境界線はあやふやになり、
「自分にとって大切なもの」を見つけることを難しくさせます。
囲まれているものは
無意識にあなたのエネルギーを奪っている
ということにも気づかなければなりません。
自分の部屋の中で
あなたのエネルギーを奪っているものはないでしょうか?
ここ数年手をつけてなかった何かしらの教材、
いつか使うかもしれないと思っている書類たち、
いつか着るかもしれないというあまたの洋服などなど。
それらの物があなたに
「いつ使ってくれるの~?」と訴えている声を
あなたは無意識に聞いていることになるのです。
誰しも心あたりがあるのではないでしょうか?
この頃なんだか疲れるんだよね~!という人は
モノを減らすだけで楽になることもあります。
今年も残すところ1ヶ月と少し・・・
時の経つのは早いですね^^;
自分に今、大切なもの、一番のお気に入りは、
「もう自分には必要のないもの」
「はっきりお気に入りから外れたもの」
を諦め、取り除かないと見えてこないのです(*^^*)
新しい年に切り替わるこの時期を大いに活用して
モノを減らすこと
ぜひやってみてください(^^)