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好きなこと=仕事?

好きなことを仕事にするということがよく言われますが、

私が普通のOLを始めた頃は

全然事情が違っていたと思います^^;

 

たまたま就職した所が通信企業だった

というだけだったように思います。

今の大学生のように第一希望は営業系とか、

IT関係など自分のやりたいことをそれほど絞りこむ

というとはなかったかと。

 

それは時代背景もあったでしょうし、

逆に

「好きなことを仕事にする」というプレッシャーも

なくて精神的になくて楽だったし、

自分の好きなことというこだわりが

強くなかったことがよかったようにも思います。

 

「好きなこと」ということにこだわらず

貪欲にいろいろな分野でただ目の前にあることを
体験できたことによって

より「自分の好きではないこと」が
はっきりしてきて

好きなことがあぶりだされていったからです。

結局のところ

「好きなこと」なんてやってみないとわからない

ということです。

 

そして自分が好きなことと思いこんでいることも

これまで自分が経験したことの中、
知っていることの中の
小さな世界で考えていることであって、

本当に自分の好きなことというのは

ひょっとしたら

その自分が今考えられる枠外に存在しているかもしれないのです。

 

そうすると変に

好きなことを仕事にする

ということにこだわらなくても、

その都度

自分が楽しいと思えること

やることが嫌じゃないこと、

ちょっと得意なことを淡々とやる

というのが

とても当たり前だけれど

意外とそれが後々すごいことになっている

ということもありえるのではないかと。

 

特に自分は好きなこともないし
得意なこともない・・という人がいますが

誰しも
自分で自分の気分がいいと感じている時ってあると思うんです。

自分がどんな時にいい気分と感じているのか、

自分のエネルギーが高いなと感じている時はどんな時か

ということを意識して傍観していると
必ずそれは見つかります。

 

私のことでいうと、

私はこうして何かしら文章を書いている時
いろいろな本を読んでいる時
いろいろな国の人と英語で話している時
などなどが

あれっ?

私ってこの時なんかハイかな?

ということに気づきます(^^)

 

でもそれは昔からそう思っていたわけではなく

「あっそういえば‥」と意識してというか

自分のことをまるで他人事のように見れるようになってきて

初めて気づいたことです。

自分が気分がいいこと、幸せな時がわかると

人間というのは自然に
またその気分を味わおうとするものです。

そしてそのことに費やす時間が増えてくるのです。

そしてそれが気づいたら仕事になっていた

人生の大半の時間を
そのことに使っていたということになるのです。

 

好きなことを仕事にしよう!と意気込むのでなく

気がついたらそれが仕事になっていたというのが
理想だとは思いますが

仕事=好きなこと

と決めつける必要はないのです。

 

好きなことを仕事にするということが大事ではなく

人生で好きなことをする、

自分が幸せを感じる時間をたくさん過ごす

ことが大事なのです。

多くの人が仕事はお金を稼ぐためにしていると思いますが、
人生全般で考えた時

仕事=お金と結びつけていると

仕事をしなくても生きていけるとなったとき

さて自分は人生で何がしたかったんだろう‥

と何かを見失ってしまうように思います。

 

私たちは働くために生まれてきたのではなく

この地球で
人間として生まれたものだけが感じることが出来る
喜び、幸せ、いろいろな感情を経験するため、
味わうために生まれてきたのではないでしょうか。

それがお金というシステムが出来たがために
私たちが幸せに生きるためにはお金を稼がなければならない
と誤ってとらえるようになってしまっただけなのです。

お金は私たちが幸せを感じるための便利なツールに過ぎないのに、
私たちは幸せを感じるためにお金が必要なんだ、
だから「働かねばならない」と思いこんでいるように思います。

「好きなことをする」

「ワクワクすることをする」

よりも私たちの人生の大半の時間をお金を稼ぐことに費やしている

ということにまず気づかなければならないのです。

 

自分がこう生きたいという人生と、
お金を目的とした人生が
矛盾しているということを
まず自分自身が気づく必要があるのです。

その矛盾を問い続けられたなら、
そして自分の気分をもっと大事に見てあげたなら
いつか特定の分野において圧倒的に精通するようになっている
ということもありえるのです。

たとえその問いをし続けている間
自分には好きなことと思えなかったとしても、

続けられているということだけで、

それが自分の「好き」になっていた

ということもあるということです。

 

自分の好きなことを自分の知っている範囲にとどめることなく

まだまだ私たちが知らない無限の世界をどんどん

自分の身体を動かして見ていく

ことが大事なように思います(^^)

 

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