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好きなことをするのに遠回りしない

私たちが好きなことをしようとする時、特にその好きなことが自分の好きな趣味だったりした時には、まずその趣味で生活は出来ない・・・と考えがちではないでしょうか。

 

あなたは今もそのように考えてますか?

それともこのコロナ禍でその考えは変わりましたか?

 

たとえば絵を描くということが好きで、時間があればずっと絵を描いていたいとします。

でも現実的なことを考えると絵を描いて食べていくことは無理だから何か違う仕事で収入を得てそのお金で絵を描こうとなります。

 

絵を描くことに関わらず私たちが何か自分のやりたいことをしようとする時の基準がお金に集中しているとき、何かが間違って働いてしまうように思います。

 

こんな話があります。

大手有名企業の社長がこれから自分の下でサポートしてくれるマネージャーを採用するために面接をしました。

面接を受けにきた転職希望と思われる40代ぐらいの男性に
「あなたは、私の会社でどのようなことがしたいですか?」
と尋ねました。

 

 

その男性は、
「私は御社に入ったら、~をして、~の売り上げを伸ばし、マネジメントのスキルをいかして、~もしていきたいです!」
とやる気満々の様子でアピールしました。

次に、その社長は
「もし今、働かなくても充分に生きていける収入があるとしたら、 あなたは何をしますか?」
と尋ねました。

するとその男性は
「私は家具を作ることが好きなので、趣味でやっていますが、もしそういう状況なら1日中家具作りをしていると思います。」
と答えました。

社長は言いました。
「わかりました。そしたら今すぐ家に帰って、家具づくりをしてください」と。

その男性はその社長の言葉に衝撃を受けましたが、社長の言葉を素直にうけとめ、どこにも就職せず、時間ができたらやろうと思っていた家具づくりを始め、コツコツ続けたのです。

 

数年後には家具職人として自分の店もかまえて、生活するには充分な収入を得るようになったという実話です。

 

収入のために、生きるために働いているという人は多いと思います。
でも好きなことをして生きていくということはこの話のように、
「もしあなたが今、働かなくてもいいぐらいの収入が充分あるとしたら、その時何がしたいだろうか」
と自問することで見えてくるものだと思います。

 

「好きなことを考えてみる」というだけで、
その後の生き方、時間の使いかたは劇的に変わるのです。

なぜなら時間=命だからです。

あなたにとって今日の24時間が明日あるという保障はどこにもありません。
もしそうであるならば、その貴重な時間(命)はあなたの使いたいように使う、命を活かすというのは当たり前の話ですね。

でも私たちはその大切なことすら忘れてしまうぐらい、日々の雑務(自分がしたいことではないことよりしなければならないこと、時には嫌なこと)で1日を消費しているのです。

今いちど、自分の時間(命)をどう活かすかを、一度きりのこの人生の中で、立ち止まって考えてみることはとても価値のあることです。

つまり人生の優先順位をいまいちど考えてみるのです。

あなたが生活のためにお金を必要としなくなった時
「えっ?私ってこの人生で何がしたかったんだっけ?」
とならないように。

 

 

 

 

 

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