好きなことを仕事にしたり
自分の心地よいことをするうえで
今目の前のことを、この一瞬を大事に生きるということは
とても大事なことだと思います。
先日カフェで仕事をしていた時
目の前に座っていた女性(20代~30代)が
サンドイッチとスープ、コーヒーを前にして
スマホをいじっては
サンドイッチ食べ、
またスマホをタップして
スープを飲み、またスマホになにか入力して
合間にコーヒーを飲み・・・と
はたから見ているととてもせわしなくて
この女性はゆっくりこのサンドイッチ、スープ、コーヒーを
はたして味わって食べているのだろうか・・・
と思わず見入ってしまいました^^;
そして数日後またそのカフェにいくと
別の同じぐらいの年代の女性が
ほとんどスマホがメインと
言わんばかりに同じように食べていました。
そして数日後・・・
今度は50代~60代ぐらいの女性までもが
同じように食事をしていたのには
びっくりというかなんだか残念な気持ちになりました。
目の前の美味しいものを楽しむこと以上に
スマホで今何かすることがどれほど
彼らにとって重要なことなのかなーと思ったのです。
聞いてみたいと思ったぐらいです。
数年前、普通の会社員をしていた時、
20代ぐらいの同僚が、私と他の同僚と食事をしている間
一言も喋らず、ずっと下を向いてスマホをいじっていました。
そして自ら
「私スマホ中毒なんですよ」
と言っていたのを思い出しました。
私は自覚してるんだなと逆にほっとしたのですが
カフェで見た女性たちも自覚はしているかどうかはわかりませんが
していたとしてもそれをやめられないんだろうな
またはやめようとも思ってないかもしれません。
一番残念なことは
目の前のリアルなワールドを味わおうとせず
今のここに集中することなく
スマホの中の世界に入ることを
選んでいるということでした。
「いやいやちゃんと食事も味わって食べてるよ」
「よけいなお世話だ」
とも言われそうですが・・・^^;
これはカフェで食事ということだけでなく
1日の時間の使い方すべてにおいて言えることだと思うのです。
今の瞬間の時間の使い方は、
すべての時間の使い方に通じるものがあるからです。
今の時間の使い方が1日の時間の使い方、
人生全般での時間の使い方を
表しているのです。
人それぞれ今の時間の使い方を好きに使っているので
誰がとやかくいうことはないですし
それが悪いということでもありません。
100%食事を楽しむということに使わず、
30%食事、70%スマホというように
どちらも楽しみたい、時間が惜しいということでしょうか?
私達はどこまで時間貧乏なんでしょう?
私も数年前を思い出すと
彼らと似たような行動をしていたこともあったかもしれません。
でも今はまったくそのような
行動は出来なくなりました。
それはきっとこの人生で
今のこの一瞬がどれだけ大事な時間か
ということが以前よりずっと理解できるように
なってきたからかもしれません。
そして今の時間をより意識して過ごすことになり、
今の過ごし方が私の望んでいる時間(命)の活かし方だと
よりはっきり言えるようになってきたからかと思います。
人の行動は変えられませんが
自分の行動は変えることが出来ます。
今、この瞬間をどう過ごすかを改めて心から考えてみると
行動は自然に変わっていくのです(*^^*)