「自由」という言葉を辞書でひくと、
「他からの強制・拘束・支配などを受けずに自らの意志、本性に従っていること、さま」
とあります。
あなたにとっての自由とはどんな状態でしょうか?
私が自由の意味を考えた時、
「〇〇から開放されて自由になる」と考えている限りは自由ではないんじゃないの?」
と思いました。
たとえば、毎日会社に行かねばならない状態から解放されたなら、
「拘束時間から自由になる」
「満員電車から自由になる」
「複雑な人間関係から自由になる」
などなど出てくるかもしれませんが、
~から自由になるという対象の~がある限り
それは自由ではないのです。
つまり「~から自由になる」ではなく、
自分が
「自由である」
「自由にいる」
ということが大事なのでは?と。
ではどのような状態が自由かというと・・・
「自分がやりたいことが自分の意志で選べてそれが出来る」
ということではないかと思うのです。
たとえばあなたが会社員であれば、
勤務時間中に、
「今日は暑いから海にでもいってパーッと泳ぎに行きたいなー!」
と思っても無理ですね。
たとえそれを選んだとしても実行できるかというと
普通は出来ないでしょう。
そういう面でその状態は
自由ではないということになります。
でも人は誰しも本来は自由が好きですよね。
誰も
「他人や、仕事、他の事柄に自分がしばられていたい」とは
思っていないのです。
でも多くの人は
自由でいたいけれど
それが無理だから仕事をしなければならないんだ、
仕方ないんだと思っているのではないでしょうか?
私も長いOL生活の中では、そんなに意識していませんでしたが
「いろいろなモノ、コト、人に縛られていた」
ことに今なら気づきます。
今はその状況からは
はるかに自由といえる状況に近くなりましたが
完全に私自由に生きてます!
と宣言出来るほどとは思っていません^^;
でも今でも良かったなと思うことは
私が会社員時代に、その自由でない状態が当たり前、
仕方がないんだと思ったことがないということです。
それは自由と感じてない状況の中でも、
「自由が当たり前の世界に自分がいる」
ということが理想ではなく
それが自然なんだと
なんとなく思っていたということです。
つまり会社員時代に
常に違和感を感じていたわけです。
なぜなら自分が本来いるべき状態と
目の前の現実との間にギャップを感じていたのですから。
なので
今あなたがどのような状態にいたとしても
その状態にいる
ということが当たり前だと感じていないのなら
あなたが心地よく感じている理想の状態には
思い続けていればいつでもなれるということです。
なぜならあなたは本当の自由の世界を本当はわかっている
ということなんですから。
きっとあなたが感じている違和感は
後々あなたがより自由な世界に行くことを知っているからこそ
今感じているものであって、
決してそう感じていることが駄目ということでも
今の現実を否定することでもないということです。
ただ本来自分が自由と感じられる状況と
現実とのギャップを感じている自分の感覚をただ置き去りにせず
大事にしてほしいのです。
なぜならそのギャップを感じることなしに
あなたが自分の心地よい状況を創りだすということは
ありえないからです。
ギャップを感じることは
あなたが望む人生を生きていくうえで
とーっても大事なサインなのですから(^^)