人間は明日生きているという保証は何もないのに、
そのことを忘れたふりをして生きがちな気がします。
私も20代、30代の頃は
永遠にこの瞬間が続くと勘違いしてましたし
なぜか根拠のない自信のようなものが
あったように思います(^-^;
だからこそな~んにも考えずに行動できるという部分も
あったので、それはそれで良かったんだとも
思えます(^^♪
若い時には、中高年と呼ばれる年齢の人より
生きている可能性は高いような幻想を抱きがちですが、
人間誰しも生まれた時点で死に向かって生きているのです。
スティーブジョブズの言葉に
「自分の死がそう遠くないと意識することは、人生の折々に重大な選択をするときに、
最も役立つ判断基準となった」というものがあります。
好きなことを見つけるということは、
自分がどう生きたいか、
何を選択するか、
自分の命(時間)をどう使うかということに繋がっていきます。
自分が納得していないことを毎日やり続けて生きることもできるでしょう。
でもいったん自分の命が有限だと心から思った時に、
多くの人はやっと自分の命の活かし方を考えると思うのです。
そして目の前の1秒が、1分が、1時間が、1日が
とてもとても貴重な自分の命(時間)だと気づくのです。
肉体の人生が永遠に続くという幻想から外れ、
死を心の底から意識した時こそ、
自分にとって本当にやりたいこと、
人生で優先すべきことが出てくるのではないでしょうか(#^.^#)