本当の自分を生きるきっかけは英語だった

快適な空間から飛び出したいと思ったことはないですか?

私は民間企業に20年勤めていましたが、
ある日「もうこの会社で私がやりたいことは何もない」
とはっきり気づき辞職しました。

「自分の本当にやりたいことって何だろう?」
常に私の頭の中にあり、はっきりコレとは言えませんでしたが

「もうやらなくていいこと」
「やりたくないこと」
だけははっきりわかりました。

会社に勤めながらも英語力をあげることは
出来たかもしれない。

でも私はこの安定したぬるま湯に使った状態で
はたしてこの「何かがやりたい」という思いを
キープできるだろうかと考えたとき
「私には無理!」と思ったので
その安定を手放すことになんの躊躇もありませんでした。

そして「英語を使った仕事がしたい」
「いろいろな国の方と交流して自分の思う事も表現できるようになりたい」という強い思いがありました。
その時点での私の英語のレベルは初級
やっとTOEIC500点とれるレベルでした。

これから英語難民の旅が始まるわけですが
よさそうな英語の教材を探したり、
英会話スクールに通ったり、
翻訳の通信講座を受けたり
本当にいろいろなことをしたし
英語関連のことに
お金もおそらく何百万と使ってきたと思います。

その後社会人の頃からずっと心の片隅にあった
「いつかカナダで暮らしてみたい」
という夢が40代の時に叶えられました。

滞在した3年間はもし日本に暮らしていたら
10年分ぐらいにあたるものを凝縮して経験した
というような感覚でした。

帰国してからは、これまで使ってきた英語教材、                              勉強して書き留めたノート類のほぼ全部を捨てました。

それは二度と見直すことはないし
これから私が英語力アップするのに
使うものではないということに気づいたからです。

その後私が行ってきた学習法が現在
の英語コーチングの基礎となっています。

考えてみると長~い道のりであったようにも
思うし、つい2,3年前のことのようにも思えます。

でもいつも思うのは
あの快適な空間を飛び出したことに
1%の後悔もなかったなということ。

やっぱり自分の快適な空間というのは
環境によって慣らされた空間であって
自分が望んでいる空間とは言えないのかなと
思うのです。

より多くの人が自分の本当に快適と思える空間に
身をおいて「本当の自分を生きる」ことが出来たら
いいなと心から思う今日この頃です。♥

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