完璧を目指すよりとりあえず完成すること

日本人の多くはつくづく完璧を目指す人種ではないかと思うことがあります。

これは他人の目を気にすること、

他の人に迷惑をかけないように生きなさい

と小さい頃から育てられてきたことにも起因するとは思いますが、

この完璧主義があるがゆえに

「手を抜く」ということが悪いことのように感じやすいのでは?

と思うのです(^^;)

 

OL時代にも、それはつくづく感じていました。

社内のプレゼン資料を細かい部分までそんなに綺麗に見せる必要があるのか

と思うほど、要点やポイントがどうこうよりも、

どれだけ綺麗に見える資料を仕上げられるかを競うようなムードがありました。

 

もちろん見栄えも大事かもしれませんが

そのプレゼンで何を伝えたいかが

一番大事だったのでは?と思うのです。

 

完璧に仕上げずとも、とりあえず完成させればいいのです。

とりあえずOK程度でいいのではないかといつも思っていたものです。

 

これはどんなことでもそうで、

もちろん芸術的なことなど完成度を要求されるものは別ですが、

そうでないほとんどのものは完璧主義でいることは

すべてのことを遅らせてしまうのです。

たとえば英語を話すことにしても、

多くの人が失敗を恐れて、他人の目を気にして、

完璧を目指していてはいつまでたっても話せるようになりませんね。

 

話したければとりあえず今持っている力で

それを口に出し始めればいいのです。

 

私が英語を話せるようになったのも、

電子書籍を書いているのも

もし完璧を目指していたらどちらも完成さすことは出来なかったのです。

 

「とりあえず始めちゃえ!」

「今はこれで完璧!」

「私って天才だ!」

ぐらいの勢いでやってみるのです(^^♪

 

今の自分を認めて全てにOKを出すのです。

いったん動けばあとはどんどん成長するだけです。

 

・・・と

どんなに思っていても私たちがやってしまうことは

廻りと比べるということです。

 

廻りと比べずに、過去の自分、昨日の自分と比べるのです。

 

そうすると・・・

上がったり、下がったりしているかもしれないけれど

必ず少しずつでも成長していることに気づきます(#^.^#)

 

自分の中の完璧をちょっと外して

自分が完成!と思えばいいのです。

何事ももっと軽く考えると

どんどん身も心も軽くなって

益々行動したくなってきます。

 

そうすることで、自分の望むレベルまでに到達する時間を

結果的には大幅に短縮することさえ可能になるのです(^.^)