孤独でいること


自分の好きなことは何かと考える時に、

その好きなことと思っていることが

自分が本当に心から好きでやっていることなのか、

廻りから見て自分がこれが好きといえばカッコいいとか、

他人目線を気にして思っていることなのか、

はたまた小さい頃から「あなたはこれが好きなのね」と

親や廻りの大人からそう思わされてきたのか・・などなど

いろいろ考えられると思います。

 

 

SNSが発達して人と繋がることが簡単になった現在、

常に自分が誰かとつながっていないと不安になるという人も多いようです(^-^;

 

どんなに「お一人さまランチ」や

「お一人さまツアー」が流行しても

「孤独」という言葉にはまだまだネガティブなイメージがあるのでしょう。

 

でも現在のこのような情報化社会に生きているからこそ、

孤独になる時間というのを自ら作るというのはとても大事だと思うのです。

 

人によって楽しむ刺激というのは違いますね。

 

そして人間は環境に左右されやすい生き物なので、

常に人と繋がっている状態にいることは、

自分の「好き」をわからなくさせているだけでなく、

自分が何を求めているのか、

自分が何者なのかすらわからなくさせているようにも思います。

 

私自身、小さな頃も社会人になってからも、

どちらかというと他から見ると人づきあいのいい人として見られていたように思います。

 

でもたくさんの人に囲まれれば囲まれるほど

孤独感というのは常に感じていました。

 

人と一緒にいることが孤独感を解消するものではない

ということがどことなくわかっていたのでしょう。

 

いつもどこかで自分が孤独でいる時間を大事にしていたように思います。

 

 

人と常に繋がっている状態というのは、

どこかで自分以外の他のことに合わすように

自分が演じている部分があるのです。

 

 

そして無意識に自分の廻りの人に合わせた生き方

考え方をしているのです。

 

そのような時間が長くなればなるほど、

本当の自分というのを見失ってしまう可能性があるのです。

 

人とコミュニケーションをとることで得られるものはもちろん大きいですが、

それ以上にこの孤独の時間を持つことで得られることのほうがとてつもなく大きいのです。

 

「孤独の時間」を意識的に持って、

不安が出てきてもその不安と向き合える強さを自分はもっていることに自信を持っことです。

 

私にとってもこの自分と向き合って、

人と触れ合っている時とはくらべものにならない密度の濃い時間を過ごすことは

人生の中でもとっても幸せなひとときです。

 

この孤独の時間なしには

私は自分の好きも見つけることはできなかったともいえるのです(^^♪