バンクーバーで英語力アップ!~その15~

バンクーバーで住む場所も見つかり、やっと落ちつくことが出来た。

新しい家は、2階建ての日本人がオーナーの一戸建てだった。
2階にオーナーの家族が住み、1階で3人がシェアという形だ。

日本人のオーナーを選んだのは、日本人が住みやすいように部屋、
設備も考えられていると思ったからだ。
シェアするのが日本人というのは、英語力アップにはよくないという人もいるが、
私はまったく気にしなかった。日本でも出会える可能性のない全国の人と出会えるし、
カナダでの自分の知らない情報も交換しあえる。

シェアしていた人は二人とも日本人で、一人は名古屋の人で、
ワーホリでバンクーバーの翻訳会社に勤めていた。
一人は大阪の人で、彼女もワーホリできていた。
彼女らと数カ月過ごすことになるのだが、
カナダの滞在の中で、最高に「笑った」時だった。
年齢も出身も全然違うけれど、
なぜかこの3人のバランスが私にはとても心地よかった(^.^)

家も落ち着いたので、さっそくまたカナダに滞在するために、就活の再開である。

でもこの時の就活は少し気楽に考えていた。
もしダメでもバンクーバーでのここでの生活を楽しもうと。
もともとカナダで働きたくて来たわけではなく、
「住みたい」と思ってきたわけなので、
今のこの時間を楽しまないともったいないぞっと(^^♪

それでも、ホテルで働きたいという希望は相変わらずあったので
、ホテル業界を中心にまた履歴書を持って、就活しながら、
バンクーバーの町を楽しんでいた。

働けるビザ(ワークビザやワーキングホリディビザ)を持っていないと
カナダで働くことは違法になる。
それでもカナダで何か経験できることはないかと探していたところ、
ウオーターフロント近くの英語学校がボランティアの受付を探していたのを見つけた。
さっそく面接に行くと採用となったので、週に数回行くことになった(^.^)

そのボランティアがよかったのは、お給料は出ないが、数時間受付で働くと、
自分の受けたいレベルのTOEICやその他の英語の授業を無料で受けさせてくれる点だった。
せっかくカナダに来たのだからもちろん英語はブラッシュアップしたかったし、
働くつもりで来ていた私は、いくらカナダに来たとはいえ、
就活だけでは英語の使用頻度も限られくるので、英語学校に行かずに英語に触れる方法を探していた。

なので、この英語学校のボランティア(実際は受付と日本人の留学生のサポート)は
すごくいいチャンスだったし、ほんとに楽しんでいた。

TOEICの授業は日本人の先生だった(授業は英語)。
まさかカナダでTOEICの授業を受けるとは思わなかった。
なぜかというとカナダでは、日本のように就職等でTOEICの点数を重視することはないからだ。
でも英語のブラッシュアップを目的に来ている日本人、韓国人、中国人等は
自国でToeicの点数をあげる必要があるため、帰国後のために、
留学中もToeicコースをとる人が結構いた。

 

このTOEICを教えていた日本人の先生はカナダ人の奥様がいるので、
バンクーバーに滞在しているが、以前は日本で主に大企業の社員
(TOEICを絶対にあげなければならないという状況にいる)
に向けて教えていた、なかなかすごい先生だった。

 

何がすごいかというと、私たちが学校で習う英語でのふとした疑問や
どうしてこうなるの?というようなことをスッキリとわかりやすく教えてくれ、
ほんとうに「目からウロコ」とはこのことかというほど理解できた。

たとえば未来形はwill とbe going to~を使うと習うが、どのような時にwill を使い、
be going to はどのような状況で使うかなど、学校の授業で教えてくれなかったいろいろなことが学べた。

授業はその英語学校のオーナーの希望で英語で行われていたが、
私はこの先生の授業をどうしても日本語で受けたかった。
それは日本語で理解したほうが、しっかり深く理解できるので
英語力アップにつながると感じていたからだと思う。

後々(日本に帰国する前)この先生から個人で授業を受けた。
自分の英語力をアップさせたいとき、特に大人になって文法的なことや、
なんとなく知っているけれど、自分で使いこなせない英語というものを習う時は、
日本人の先生から学ぶのがよいと思っている。
それはネイティブの先生はいくらがんばっても、私たちが疑問に思うことや、
出来ないことは自分が経験していない(頭の中がでにネイティブなので)ので、
理解できないし、まさに人に教えられないからである。

大人になってから英語を学ぶ時、初級、中級のレベルを超えると、
文法的なことでさらに理解が深まると‥というか腑に落ちると
スピーキングやリスニングにもいい影響が出てくる場合が多いのだ。

もちろん、この時点でこのことを期待してやっていたわけではないが、
カナダから帰国後、「あーそういえば、あの時に習っていたことって、
リスニング、スピーキングなど、その他のスキルに影響があったな」と気づいた。

英語を学習している人ならわかると思うのだが、スピーキングをあげたくてそればかりに集中するのもいいが、
意外と、リーディングやライティングをやってみて、スピーキング力が伸びる人もいる。

その人その人に合ったやり方が一番いいけれど、その判断は「楽しいこと」である!
それに勝るものはない。
人は楽しいとき、ワクワクしている時、
自分が思っている以上にパワーが出るのだ(*^^*)

~つづく~