カナダ留学への道~その2~

会社の先輩が見せてくれた写真に魅了され、
「カナダに行く」と決めた私は
その頃、民間企業に勤めていたので、
夏季休暇をとれる時期になると
いつもカナダに行っていた。

一回めの東から西へのツアー旅行の次は初めて一人で
カナダのビクトリアへホームステイ。

英語学校の友人の紹介で2週間、あちらの英語学校に通って、
その他の時間はカナダで知り合った友達とあちこち遊びに行った。

そして3回めはプリンスエドワード島へ。
これまたホームステイで10日間。
そして4回目はイエローナイフへオーロラを観に行った。

カナダに行くたび思ったのは、今度は旅行ではなく
「私はここに住みたい」ということだった。
一番の魅力はカナダのダイナミックな自然、
広大な土地での開放感、
カナダの人のフレンドリーさ、優しさ、
いろいろなことに惹かれたのだ。

日本に帰ってもその思いはずーっと持ち続けていた。
そして英語を使った仕事がしたいという気持ちもどんどん強くなってきた。
日本にいる時には英語スクールに通ったり、自分で勉強したりと、
なるべく英語には触れていようと努力はしていた。

もちろん、思うように英語が伸びず、自分にいらだったこともあった(*_*;

職場ではまったく英語を必要としなかったが、
その当時、私のまわりには英語の出来る人はいなかったので、
数か月に1度ぐらい、外国人の方が来店したり、電話がかかってきた時には、
「替わって~」と言われ、応対をしていた
(今から思うと、この時、外国人の方と応対したことで、
最初にありがちな外国人の方への妙な緊張感を感じることがなかったんだと思う。)

その頃はすでに30代も後半で、一般的には留学するには結構年齢は高かったと思うが、
「いつか絶対にカナダに住むんだ」という思いは、常に頭の隅にあった。

それが実際に叶ったのは40代の後半だった。それはいろいろな理由があったけれど

またそれは次回に~(*^_^*)