もっと楽に自由に生きるコツー縛られていることは楽

多くの人は生活のため、

家族のため、ローンのため、

生活のため・・・何のためであれ、

何らかの組織に属して働いていると思う。

 

私も20年以上、某通信企業に勤めていた。

 

長年会社勤めしていると、

会社にいる間は

自分の時間を提供しているわけだから

自分がコントロールできる時間というものはない。

 

そしてその自由がきかない状態

(その時間は自分のやりたいことが

自分のやりたいように出来ない)を

不自由に感じとても縛られていた感がある。

 

自分が仕事が大好きで

仕事をしている時間が一番リラックスして居心地がいい

というのなら話は別だが

多くの人は「~のために」と

自分の時間を切り売りして

働いているのではないだろうか。

 

なので、夏休みなどは有給休暇をとって、

リフレッシュタイムが必要になり

しばしの休息をとって気分の切り替えを行い

働いている時間と

リフレッシュの時間のバランスをとっているのだ。

 

現在、私はそういう時間の縛りのない生活をしているが、

実はその縛られていることはとても楽だったんだ

と感じることが多々ある。

 

なぜならば誰が決めたにしろ

勤務先のスケジュールにしたがっていれば、

いくら時間の自由がきかないといっても

日々がソツなく流れていき、

収入も入ってくるし

自分は何も考えなくてもいいからである。

 

実は縛られているといいながら、

その縛られている状況、

誰かが縛ってくれている状況が楽だから

無意識ではあるが心地いいと感じているから

その状況を選べているのかもしれない。

 

私はもはやそこにいる必要はない

その場所でやることは何もない

とはっきり感じたから

というよりもその場にいる違和感を

感じてしまったから

自然にその場を離れた。

 

たとえるならば

本当はテニスがしたいのに

ゴルフクラブに所属しているような

感覚だ(^_^;)

 

長年専業主婦をしている人なら、

家族を優先した時間の使い方をしてきた

という人も多いと思う。

 

これは一見、自分の自由が利かない、

自分の時間がない、

家族のために自分の時間を使っている

と感じている人もいるかもしれないが、

いったん、子供の手が離れて

自分の時間が持てたとなった時に

とまどう人は多い。

 

「えっ私ってどんな時間の使い方がしたかったんだっけ?」と……

そこで始めて自分というものに

向き合わなくてはならなくなる。

そして縛られていたことは

自分にとって実は楽だったんだと気づくのだ。

 

人は皆、その時その時で

自分が楽でいられること

自分の居心地のいいことを

無意識かもしれないけれど

ちゃんと選んでいるんだとつくづく思うのである(^.^)