映画を見ていると、
まるで自分があたかも主人公になったかのような
感情を味わったりすることがあるかと思います。
読書も文字を読んでいるだけなのに、
あたかも自分がその描かれた風景の中にいるかのような
リアル感を感じられる時がありますね(^^♪
この時の体験は映画のそれとは比べ物にならないぐらいに
広く大きく私達の想像力を使っています。
映画の場合は、映像を見ることでその瞬間の映像というのは
見たもの以上のものはないでしょう。
それに比べて読書をしている時というのは、
私達の頭の中ではその文字を追っているだけなのに、
読み手によって、さまざまな素晴らしい想像力を発揮するのです!(^^)!
たとえば
「海辺で小さな女の子が一人で遊んでいた」
と書かれていたとしたら
「3歳ぐらいの子がチャプチャプ水辺で遊んでいた」
というような風景を思い浮かべる人もいれば、
「5歳ぐらいの子が砂でお城を創っていた」
というように思い浮かべる人もいるでしょう。
本を読んでいる時というのは、
私たちの脳の中は想像したり、思考したり、
感情を味わったりとあらゆる方向に自由自在に飛び回って
遊び放題の状態ですね。
普通の日常生活でここまで私達が想像したり、
感動したり自由自在だと感じることがはたしてどれだけあるでしょうか?
もちろん非日常を求めて一時的にこれまで知らなかった場所に旅行に行ったり、
新しい体験をしたりすれば感動することもあるでしょうが・・・。
私たちが人生で体験できるということは限られています。
読書を通じていろいろな体験を間接的にすることは、
いろいろな角度を見れる視野を持つという点でも、
問題に対処する自分の引き出しを増やすためにも、
そして私たちの無限の想像力を発揮するという点でも、
人生での体験をあらゆる方向から増やしてくれるようなものです(^_-)-☆
そしてまだ実際に経験していないことに対しても
いろいろな教訓を蓄積することができるのです。
「本を読む」というだけで、
日常では体験できないことを私達の想像力を使って疑似体験でき、
心を動かされるということは
「凄い」という文字では表せないほどスゴイ!ことだと思いませんか?
そしてこの疑似体験で得たことが
その後の自分の行動をも変えることになることは
人生として見た場合、これまでの私の人生を考えても
大きな影響を与えてきたと確信していることです(#^.^#)