大学在職中、教授の本の執筆のサポートで、
教授の友人が住んでいるカリフォルニアへ出張をさせてもらった。
海外出張というのは私の夢のひとつだったので、
簡単な仕事とはいえ、もう最高の気分だった(^.^)
その研究者ご夫妻宅には約2週間お世話になり、
今でも仲良くさせていただいている。
大学を辞めた時、私はカナダに住むということが頭から離れなかったものの、
これまで観光で行っていたカナダと「住む」ということとは違うだろうな
という思いがあり「海外生活お試し」をしてみたくなった(^.^)
カリフォルニアは前回、出張で行っていたこともあり、
とても素敵な場所だったのでもう一度行ってみたいと思っていたので、
そのご夫妻も3か月という長期間にもかかわらず、
「うちに滞在すればいいよ」と言ってくれたので滞在することにした。
この時まで、私は一人暮らしもしたこともなかったので、
その滞在では、出張の短期間では感じられなかった
海外生活での良いことも悪いことも本当に学べた3か月間だった。
やはり現地の人と生活を共にすることの楽しさ、むずかしさ等ひしひしと感じた。
カリフォルニアから帰国後、現地での自分の英語力のなさへ
あまりにショックを受けたので、さらに英語をブラッシュアップしようと思った。
ハローワークが主催している外国語大学での
ビジネス英語のクラスに入ることが出来たので、
6か月間、いろいろな面から英語を学ぶことが出来た。
このことが後々の私の英語力をアップさせるのにとても有効だったと思う。
というのは、通常の英語学校だと狭い世界、
たとえばTOEICスコアアップ、英会話力アップ、
文法習得などなど・・あるものに特化したことだけ習うことが多いが、
外国語大学では、英文学、通訳、TOEIC、実践英会話、
ビジネス英会話、映画から学ぶ英会話などなど、
多岐にわたった方面で学ぶことが出来たからだ。
特に、現役の通訳者が指導してくれる通訳クラスは、
超高度だったが、今までこれだけ集中して英語を聞いたことないな
というような体験をさせてもらった。
特に私は映画が好きなので、映画を視聴しながら学ぶ英会話が大好きだった。
授業時間以外でもビデオ教室に通って、いろいろな映画を見ていた。
この時期が私の英語力が一番あがった時期のように思う。
常日頃、英語を学ぶのに一番大事なことはメンタルの部分だと思っている。
どんなにたくさん勉強しても、その時に「楽しい」という気持がなければ伸びない。
「~せねばならない」という義務感でやっていると、
本人も楽しくないし、英語力も思うように伸びない。
逆に子供のように何かおもちゃに集中して時間を忘れるくらい英語に集中できたなら
確実に英語力はアップする。
そうこうしているうちにその6か月間があっという間にすぎ、
その時点でやはり私は「カナダに住みたい」という思いが確信となり、
カナダ行きをすすめて行くのである(^.^)