「好きなことを仕事にしよう！」
とよく聞かれることと思います。
でも・・・
「はい！好きなことが仕事になってます！」
という人ははたして
どれくらいいるでしょうか？
私自身、今は好きなことというか
楽しいことしかしないと決めたので
今している仕事というのは
電子書籍の執筆をはじめ
好き度がかなり高いものになっています(^^♪
でも
「英語関連の仕事をしたい」
という思いで会社員を辞めてから
すべてが好きなことだったかと聞かれると・・・
全然違ったんですね^^;
辞めてからの数年は大学の秘書、
４６歳の時から滞在したカナダでは
ハウスキーピング、
冬季オリンピックのスタジアムでのケータリング、
日系新聞の取材、ライター、
ギリシャ料理でのサーバー、
キャッシャー、
日本人オーナーのカフェで料理を作ったり、
１日だけのキムチ作り
などなど。
特にカナダでは
日本だと「こんなことしないだろ～！」
というような
仕事もなぜか貪欲にできたのです。
それはあまりにもカナダでの滞在が波乱万丈だった
（詳しくはこちらに書いてます）
↓
[脱サラ４６歳☆カナダに留学、住んでみた！]
～前編・後編～【合冊版】
ということもありますが、
私の根底の想いに
「カナダに住みたい」
ということがあったことや、
カナダに住めているだけで幸せ！
仕事は何をしようが関係なかった
というのがあったからこそ出来たように思います。
それらの仕事は私が好きだから・・
とやったわけではなく、
その時必要だったから、
目の前にチャンスがあったから
飛び込めたんだと思うんです。
そんないろいろやってきた中で、
やはり好きなことというのは
気がつけば続けているのです。
たとえば、
カナダの日系新聞のライターを
生まれてはじめてした時というのは、
現地で活躍する人や、
イベントなどの取材は
私にとっては
とても興味深いものだったので、
その自分の抱いた印象や感情を
現地の日本人に向けて
言葉で伝えるというのは
とても楽しかったのです。
もともと書くことが好きだったのもあり、
帰国後も
ライターを続けようとしましたが
どうも日本でする気にはなれず、
日々自分の思いをノートに綴っていたので
ブログに書いてみたり、
ちょっと情報発信などしているうちに
現在のように電子書籍に書くようになりました。
そしてカナダでは多くの時間を
カフェと図書館で過ごしていたように思います。
日本にいても
そのスタイルは変わらず、
心地のよいカフェで過ごすこと、
その中でお気に入りの本を読んでいると時間も忘れます。
結局世界のどこにいようと
自分が心地よく感じる環境というのは共通のものがあり、
そうすること、その環境にいることが好きであれば
勝手に続けているのですね。
そういったものが
実は好きだったんだ・・・
とあとになって気づくのです。
それをやる前から
私はこれが好きなんだ！
これは嫌いなんだよね！
と白黒わけていたらどうだったでしょう？
せっかく無限に広がっていくであろう自分の可能性を
限定してしまっていたかもしれません。
とりあえずわけがわからないけれど
やることになったというようなことでも
怖がらず飛び込んでみることは、
自分のまだ知らない自分を発見するためにも
本当に大事なんだな
とカナダの滞在によって心の底から感じたのです。
よく
好きなことがわからない、
自分が没頭できることがわからない
という人がいますが、
わからないのは当たり前だと思います。
なぜならそれは、
これまでの人生でやったことのないことかもしれないし、
たとえすでに経験していることでも
自分で好きだと気づいてないことかもしれないからです。
すべて自分のやることや仕事を
１００％好きにする必要なんてないんです。
ほんの少しずつでも自分が心地よいことをしていく
ワクワクするようなことを増やしていく
ことで、ある日気がついたら
私っていつもこれをしてるなーと気づく時がくるのです。
それがひょっとしたら
実は好きなことなのかもしれないということです。
好きなことというのは
モチベーションや努力などを必要とするものではないので
勝手に続けていること
っていうことは多々あるということです。
大事なことは
せっかく今この肉体を持って生まれてきているのだから、
どんどんためらわずに行動することです。
体感しないとわからないことって
この世にはいーぱいあるのですから(*^^*)
自分のすることを
好きなことで初めから固める必要はなく
どんどんふと思ったことを
行動していくことが
結局好きなものに囲まれていくことになるように思います(^_-)-☆
