人生は選択の連続と言われます。
朝起きた時から夜寝るまでに私たちは数えられないほどの選択をしていますね。
実はこの選択はとてもエネルギーを必要としているのです。
たとえば服の選択にも時間とエネルギーを消耗しています。
米アップルのCEOだったスティーブジョブズは
自分の服を制服化し、
生前、黒のタートルネックにジーンズ、
足下はスニーカーというスタイルを貫いていた
というのは有名な話ですね。
なぜなら彼は自分のエネルギーをどこに注ぐべきかがよくわかっていたからで、その他のもの、彼にとってはどうでもいいことにエネルギーを注ぐ必要はないことを知っていたからです。
日常生活で
朝、コーヒーか紅茶または何を飲むか、
駅までバスに乗るか、歩こうか、
ランチは外で同僚と食べるか、ひとりで公園で食べる?
などなどの小さな選択のあれこれが
今の自分の人生を作っていると言えるのです。
もしそうならば、
その選択の結果、
常に自分が心地よいと思うこと、
自分の意志で選んできたものというのは
自分の好きなものに近いのではないでしょうか?
もしこれまで
自分が常に意識してその選択をしてきたならば、
今は好きな人に囲まれて、好きなことをして、好きなもので囲まれて・・・
と自分の「好き」で囲まれているはずですね。
私自身も
今完璧にそういう好きなもの、人、ことに囲まれている
と胸をはっては言えませんが、
これまでの小さな選択が自分の環境を作っているんだ
ということは身にしみて感じていることです。
OL時代に比べると
まずいろいろ選択する機会または
その選択肢を極力減らしてきたように思います。
・物、サービスを買う
・服を選ぶ
・何を食べるか
・何をするか
という日々のごく単純なことです。
実は私は買い物をする時
大きなスーパーや、家電量販店などに行くのは
不得意です。
選択肢や商品が多すぎると
圧倒されてしんどくなるんですね^^;
このようなことを始め
日々の選択は年々意識的に
減らしているように思います。
そしてその選択する機会、時間を減らせば減らすほど
「自分が何にエネルギーを注ぎたいのか」
ということがわかり、また
「自分が本当にやりたいことに注ぐ時間」
も生み出されるのです。
自分にとってはどうでもいい選択に
エネルギーを奪われることが
なくなると
自分にしっかりエネルギーがあることを感じるのです。
廻りに合わせた選択、空気を読むような選択ではなく、
一瞬一瞬の選択が自分で舵をとり、自分軸を持った選択ができるならば
囲まれる環境というのはより自分の理想に近づいてきます。
環境が変わるということは、
人生そのものが変わるということでもあります。
ある日突然好きなものばかりに囲まれていた!
という夢のようなことは起こりえませんが、
日々自分軸で小さな「好き」の選択を積み重ねるということは、
気がつくと自分の廻りに「好き」が増えていて、
近い将来
自分が「好き」な人、モノ、環境に囲まれる
というような人生を可能にするのです。
すべては小さな「好き」の選択から始まるんですね。
また
「選択する機会を減らす」ことも一つの選択なのです(^^)