人生の中で 「先に決める」ということほど パワフルなことはありません(^^) 私は数年前に外国人の宿泊を サポートする仕事を辞めました。 海外の方と関わる仕事で 大好きな仕事でしたが そこに携わっている時間を もっと他のことに使いたいと思ったからです。 「もう充分その世界では楽しめた~!ありがとう!」 という感覚からでした。 いったん、そのように思うと、 その場にいることに 違和感を感じるものです^^; 自分のいるべき世界にいない・・・ という感覚ですね。 自分は今はゴルフが好きで 楽しいと思っているのに テニスクラブにまだ入っている・・・ というような感覚です。 もちろん職場環境 人間関係は最高で心地がよかったので ずーっと勤めようと思えば勤められたと思います。 人間というのは 親しんだ環境はとても居心地がよく 人生において 大半の時間をしめる仕事を手放すことは とても不安を伴うものですし 勇気のいることです。 思えば民間企業に 20年勤めていた時には 組織が大きかったこともあり 3~4年ごとに人事異動があって いろいろな部門で それぞれの世界を楽しむことができました。 数年前にやめた宿泊関係の職場も 4年ぐらい勤めたので それぐらいのスパンで 私は環境を変えたくなるのかもしれません^^; 単なる飽き性 と言えるかもしれませんが(笑) 時々思うのですが 人生で一つのことに注力し その道一本でプロとして生きていく人もいれば 一つのことに深く入り込むことはなく 興味のあることを広く浅くなんでもやってみたい人もいますね。 私は間違いなく後者だなと。 きっとこの人生で 一つのことに集中するのでなく、 いろいろなことを広く知り 「いろいろな物、コト、人、環境に出会いたい」 のだと思います。 この「決めるということ」・・ このパワーはすごいのです\(^o^)/ これまでの人生で決めたことは たくさんありますが 私がカナダに行くと決めた時には 特にそのパワーを実感しました。 特に「先に決めること」の威力はすごいのです。 物事がうまく運んで 「準備が整ってから決める」のではなく、 「決めたあとに物事がそのように運んでいく」のです。 私が46歳でカナダに行くと決めたとき 振り返ってみれば あちらに留学して生活するという充分な資金もなく つてもなく・・・ ただあったのは 「カナダに住むんだ」 という確信だけでした。 決めたあとは なぜかあちらで働ける場所が見つかり 用意する資金も最低限ですんだり・・・・と。 また 長年連絡が途絶えていたカナダに住んでいる日本人の友人が たまたま 私のカナダでの勤務先の近辺に引っ越していて 現地でいろいろサポートしてくれたり・・。 そしてもともと予定していなかった カナダのカレッジに行く時には リーマンショックで学費が超円高になり 本来の10分の1ぐらいの学費で 学校に通えることになったりと。 決めるということは 「自分の思いを開放する」 という感覚とも言えます。 仕事を辞めることにおいても、 これまでの「働く時間」からの解放感もありますが、 何かしら決めることで 「自分の思いを開放している」 ようにも思うのです。 そしてこれまで 「これが自分だと思っている自分」 をいったん空にして その枠から出て 「今まで見たことのない世界を見れる」 という開放感、安心感も感じるのです。 人間は本来自由に生きていいのです。 というか 海外に出てみるとわかりますが そもそも日本に住んでいるということだけで 自由なんです。 でも多くの人は 「なかなかそうはなれない」と感じていますし この日本という平和な国に住んでいても 自分たちが自由なんだなんて 感じられないという人もいます。 「皆、好きなことをして、もっと自由に生きられるよ」 ということを私自身の経験から まず身近な人に伝えられたらなと思います(^^) そのためにも大事にすることは 自身の感覚なのです。 自分の感じていることを信じて 「先に決める」ということをしてみると どんどんあなたがこう生きたいという人生が加速していくと 私は思います(^^♪